コラム
日本語が大好きなキミへ⑦
早くコロナが収まって、また訪日外国人が増えてくるといいよね。
日本の文化に興味を持ってくれることは、うれしい!
そして、日本語を学び始める外国の人も多くなる。
質問されたら、答えられるようにしておきたいね。
今日は、日本でできた漢字、「国字」だよ。
「中国の歴史は4000年。確かな証拠があるのは文字のおかげである。蒼頡(そうけつ)という人が漢字を造ったというのは伝説ではあるが、偉大な発明だったことは疑いない。それ以後、多くの人が漢字を増やしていった。日本に漢字が伝わるや、日本人は多くの漢字をマスターしただけでなく、漢字の創造にあずかろうとした。つまり、漢字の原理を応用して、漢字ならぬ漢字を創り出したのだ。これが国字である。」(講談社文庫:「読めそうで読めない漢字2000」より引用)
・「凩」「こがらし」 「几」は「風」の略で、木を枯らす風ということで「こがらし」。風が止むは「凪」(なぎ)、風で飛ばす巾(布)は「凧」(たこ)。
・「裃」「かみしも」 上と下に衣偏で、「かみしも」。上と下に山偏では「峠」(とうげ)。
・「躾」「しつけ」 身を美しくするから「しつけ」。
・「俤」「おもかげ」 弟は兄に似ているので、「人+弟」で「おもかげ」。妹だと偏が二つ重なるのでまずい。
・「怺える」「こらえる」 心を永く保つということで、「こらえる」。
時々見る字だけど、こんな歴史があったんだ!
日本語は奥が深い。
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