こんにちは。志學舎みなみ野教室の髙橋です。

突然ですが、皆さんはどの時間帯(朝、昼、夜)に勉強するのが好きですか？
昼の時間帯は、生徒の皆さんは学校に通っていると思うので、嫌でも勉強しなきゃいけませんね…
テスト勉強や授業の予習復習も含めて、自習をする時間帯は、朝か夜だと思います。
今回は、もう少しで部活を引退し本格的に受験勉強を始めていく中３、高３生を主な対象として、自習するのに最適な時間帯は、朝と夜のどちらなのか教えたいと思います！

結論から言ってしまうと、すべての教科を「朝に勉強すべき！」、「夜に勉強すべき！」とは言い切れません。なぜなら、朝、夜それぞれに勉強すると良い点があるからです。

人間の脳は、寝ている間に、その日に得た情報や知識を整理して保存します。
なので、朝起きた時には、脳はスッキリしていて活発に動きやすく、創造力をうまく発揮できたり、思考の回転が速くなると言われています。
なので、朝には計算力や発想力が求められる教科、例えば数学(算数)などを勉強するのがおすすめです。

対して夜は、その日に得た情報で脳がパンパンです。ですが、夜、特に寝る前(一時間前くらい)に取り入れた知識は、記憶として定着しやすいと言われています。
つまり、寝る直前に得た情報は頭に残りやすいということです。
なので、夜には記憶力が求められる教科、例えば社会や英単語、英熟語などを勉強するのがおすすめです。

しかし、たくさん暗記したいという理由から、夜遅くまで勉強するのはよくないです。
夜遅くまで起きていると、徐々に体が夜に慣れてしまい、今までの生活リズムが崩れてしまいます。
遅寝早起きの人は睡眠不足になってしまい、遅寝遅起きの人は朝の早い時間帯に起きられない、もしくは起きることができても完璧に目覚めた状態にはなれません。
残念ながら学校が始まるのも、模試や入試が始まるのも朝です。
朝にしっかり起きて、脳や体が完璧に目覚めている状態でないと、集中してそれらを取り組むことはできません。

朝、夜に勉強するそれぞれの良い点を生かしつつ、悪い点に気をつければ、効率の良い勉強ができると思います！ぜひ実践してみてください！！