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地図の可能性をみた
こんにちは、志學舎豊田教室の土井です。
夏期講習に向けて色々とパソコンに向かいながらぽちぽち作業をしているのですが、ずっと画面を見ていると肩がバッキバキに痛くなりますね。
祝日もなく、土日に行事やら何やらで多忙だった6月も過ぎ去ろうとしています…。
あっ、2021年ももう折り返し地点なのか、あっという間ですねぇ。
さてさて、非常に興味深く、捨ててはおけない素敵な展示がされているのをご存知でしょうか。
駒込ピペットでおなじみの文京区駒込に東洋文庫ミュージアムがあります。
多分ここのブログでも数回紹介したことがあったんじゃなかろうか。
ただいま絶賛行われているのが【江戸から東京へ―地図にみる都市の歴史―】です。
完全にどストライクなので計画を練りに練っていきましたよ、行かない理由がない!!!
そうそう、展示室はもちろんですが、入館してすぐの広間のようなところも結構魅力的で、絶対に社会や国語の授業で目にしたり耳にしたりした、あんな文献やこんな文献の実物が見られたりして非常にウハウハです。
今回は都市の編成→都市計画に関するということで、東京という町が生まれ変わるきっかけとなる火事や地震などの災害に関連する史料も豊富に展示されております、すごすぎる。
火消しの消火活動の様子を描いたものとか…
これを消火と呼んでいいのかわからないが、当時としては立派な延焼防止の活動。
現代人の感覚では乱暴でおいおいそりゃないよ…という方法ですが、当時の建物の特性を考えると非常に理にかなっています。
延焼防止のために作られた広い道は「広小路」という名前がしっかり残っていますね。
こちらは青山火事ののち、いわゆる「お救い小屋」がどこそこにありますよ~というのを知らせた瓦版。
御公儀様という言葉に重みがありますねぇ。
崩し字チックなのでうまく読めないけど、将軍の寛大なお心により赤羽にお救い小屋あるよ!という内容。
これを当時の人が普通に読めたのか…たいした識字率だなぁとしみじみ思います(字を読めない人は絵で判断したのだろうと思われる)
ところで青山火事で調べると、知る人ぞ知る新門辰五郎の名前が出てきます。
…この時代の御公儀様は12代目の家慶ですね。
泰平 震華監要(しんかかんよう)
こちらも幕末、青山火事の十年後、安政2年の地震の被害状況を表したもの。
赤が火災発生、鼠(ねずみ)色は建物倒壊の地区。
火災を忌み嫌う江戸時代の人たちは、「灰色」が火事につながる縁起の悪いことばとして「鼠色」と呼びます。
これも瓦版ということで、すごいクオリティだなぁと思います、木版技術があってこその絵図ですね。
1枚目の写真には、明暦の大火以前の江戸の街並みが描かれていますが、この地図には不可思議な点がいくつかありました。
この縦長の地図の横には、大火以降、都市計画によって作られた江戸の地図が展示されているのですが、それと比較していると面白いことに気が付きます。
展示室で叫びそうになったよ!!!
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[開設コース:中学受験部(小学生)/高校受験部(中学生)/進学個別アイウィル] 志學舎 豊田教室 教室長 西尾宣昭
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