こんにちは！志學舎みなみ野教室の山村です。

前回のブログ記事を書いた後に映画が見たくなって、『ノマドランド』という映画を見てきました。薦めてもらってみたのですが、色々と考えさせられることのある映画でした。

ところで、みなさんは映画についてどれくらい知っていますか？実は映画は最初はただの記録映像でした。写真が動いている、という感覚の目新しさが映画の魅力となっていました。
映画はその後、アトラクション的なものとしてお金持ちの間で楽しまれるものとなりました。フィルムをいじる(当時のフィルムは今と違ってデータでは無かったので、物理的につぎはぎなどをしていました)ことで、まるで魔法にでもかかったかのような映像を表現することができました。私たち現代人から見れば一瞬でタネはわかりますが、当時の人はそれをさぞ楽しんだそうです。

その後、とある人が映画で文学を表現しようとしました。そしてその映画が大ヒットし、現在のように映画は物語を映し出す芸術となりました。
しかし、現代の映画のアトラクション的な側面について考えることもできます。例えば４DXなどは物語るためには必要ではなく、むしろアトラクションとして観客を楽しませるための装置として考えられます。

映画に限らず、身近なものの歴史を調べてみると意外なことがたくさんあります。その歴史を知ることで、今回の映画の話のように今のそのものにどのような意味があるのかを考えることもできます。
身近なものの歴史を学ぶことを通じて、皆さんも歴史を学ぶ面白さをぜひ味わってくださいね！