コラム
日本語が大好きなキミへ⑩
早くコロナが収まって、外国からの訪日客が増えてくるといいよね。
日本の文化に興味を持ってくれることは、うれしい!
そして、日本語を学び始める外国の人も多くなる。
質問されたら、答えられるようにしておきたいね。
今日は、
日本人が間違ってはいけない「慣用句」だよ。
きちんと使えるようにしておこう。
・✖「明るみになる」→〇「明るみに出る」
「明るみ」の「み」は場所を表す。「なる」を使うなら、「明らかになる」がいい。
・✖「嫌気がする」→〇「嫌気が差す」
「差す」は「魔が差す」「眠気が差す」と同じく、「生じる」「きざす」の意。
・✖「笑顔がこぼれる」→〇「笑みがこぼれる」
「顔」がこぼれたらホラー映画!
・✖「押しも押されぬ」→〇「押しも押されもせぬ」
「押しも」と「押されも」が対になって、「せぬ」にかかる。
・✖「櫛の歯が抜けたよう」→〇「櫛の歯が欠けたよう」
櫛の歯は埋め込まれてはいないので抜けない、欠けるだけ。人間の歯は抜けるけれど。
・✖「雪辱を晴らす」→〇「雪辱を果たす」
「雪辱」は「辱(はじ)を雪(すす)ぐこと。それを「果たす(成し遂げる)」のである。
・✖「寸暇を惜しまず」→〇「寸暇を惜しむ」
寸暇(ちょっとした暇)も惜しんで(惜しいと思い、大切にして)仕事しなさい。
(関根健一著「日本人が必ず間違う日本語」より引用)
誰?「初めて知った!」なんて言ってるのは?
作文、小論文を書く時には、間違ってはいけない慣用句!
きちんと押さえておこう。
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