高校部(東進)
小論文への向き合い方
こんにちは!東進日野豊田校の倉田光瑠です。
本日は、小論文の話をしようと思います。
小論文とは、一部の大学の試験やAO入試などで採用されており、多くの受験生が「何を書けばいいかわからない」と頭を悩ませる科目でもありますね。僕の受験した大学でも国語の代わりに小論文を採用しており、かなり小論文の勉強をしたので、今回は小論文に取り組むにあたっての根本的な考え方についてお話させていただきたいと思います。(僕は法学や経済学部などを受験したため、他の学部では話が変わってくる事もあると思いますので了承して下さい。)
小論文を勉強するにあたって重要な事、それは「世界観の構築」だと僕は思っています。
「世界観の構築」ってなんだよ。という声が聞こえました。全くおっしゃる通りで、僕はこの小論文という複雑な教科を一言で説明する事は出来ません。かなり感覚的な話になってしまいますが、出来るだけ噛み砕いて説明しようと思います。
小論文において多くの場合(というかほぼ全て)問われることは、ズバリ「現代の我々が直面している問題」です。そしてその時、我々は「何故その問題が生じている?その問題はどういう思想に基づいている?ではこれからはどういう思想に基づき、どうしていけばいい?それを実行するためにはどうしたらいい?」といった事を考えることが求められるのです。なんというか、「我々人間が直面している様々な問題を分析し、打開する力」、カッコつけて言えば「未来を切り開く力」が求められています。
そのためには、今起きている問題がどのような思想に基づいているのか深堀りする必要があります。つまり、文明が生まれてから人間の思想はどのように変遷してきたのか。そしてこれからはどういう思想が主流となっていく(と言われている)のか、それに対して自分はどう考えるのか、それは何故か。など、「世界的な思想の潮流を理解し、未来をより良くするために自分はどういった考え方を採用し、解決していくか」という自分の中での世界観を作り上げる必要があります。これが僕の小論文に対する考えです。
余談ですが、小論文が苦手な人ってどんな人が多いと思いますか?統計をとっていないのであくまで僕の肌感覚ですが、「のほほーんとしていて、あまり何も考えてないような人」は小論文が苦手な人が多いように感じます。逆に、常に何かを考えていたり、議論が好きだったり、或いはちょっと頑固だったりする人は小論文が得意な場合が多いように感じます。現代の問題に対する当事者意識、深い思考力と、それをきちんと言語化する能力が必須となる小論文では、常に考え事をしている人は向いているかもしれませんね。
以上、小論文とは何を聞かれる科目なのか、どう向き合えば良いのかについてお話させて頂きました。抽象的な話になってしまいましたが、少しでも小論文という科目について知ってもらえたら幸いです。
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※2021/07/16更新
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