高校部(東進)
現役東大生が教える必須勉強法
[東進タイムズ7月号連動記事]
高校生の夏休み!
受験生なら部活を引退して受験勉強が本格的にスタート!……したけど、時間はあってもどう勉強すればいいのかわからない!受講を受けてみたり、友だちと一緒の参考書を買ってみたりしても、本当に自分に学力がついているのか不安…。
今回はそんな高校生のみなさんに、現役東大生が3つのアドバイスをしたいと思います。
①夏休みまでに自分の志望校を明確にしよう
まず、受験勉強で1番大切なものは何だと思いますか?勉強時間、模試の点数、暗記した単語の数…。確かに大切かもしれません、っていうか全部大切です(笑)。
でも、何よりも受験勉強で必要なのは、勉強に対する“モチベーション”!いくら時間をかけても、いい参考書を使っても、自分のモチベーションがなければ無用の長物となります。
そして、そのモチベーションを保つためには、自分が本当に行きたい大学でのキャンパスライフをイメージすること!そのためにも、受験勉強の山場となる夏休みまでに自分の志望校を明確にしておきましょう。
②一度、志望校の過去問を通しで解いてみよう
「夏休みに過去問なんて解けるわけがない」、もしくは「受験直前に解きたいから、今はやらずにとっておく」って思ってませんか?その考え方は大きな間違いです。
受験勉強で学力を向上させるには、志望校の過去問を解いて、本番でどんな知識が求められるかを事前に知っておく必要があります。大学によっては、他の大学とは違うユニークな出題形式の場合もあるので要注意です!
過去問に関してもう1つアドバイスを。受験本番に向けて課題となるのが、時間不足と体力不足。その2つを夏休みのうちに体験しておきましょう。
本番通りの時間制限・時間割で過去問を解いてみると、おそらく時間内に解き切れずに、最後の科目では問題を解き始めようとする気力がなくなってしまうかもしれません。夏休みのうちに時間不足・体力不足を実感することができれば、今後の勉強にもきっと役立つでしょう。
③余裕のある学習計画を立てよう
夏休みが始まるまではやる気があっても、あまり学力が身につかずに夏休みを終えてしまう人の典型的なパターン!それは、詰め込みすぎた学習計画を立ててしまうことです。
空きコマなしの受講を組んでしまう、分刻みの学習スケジュールを立ててしまう、息抜きの時間を作らない…。計画を立てるときには自信満々でも、予習・復習の時間がとれなかったり、弱点に対処するための時間がなかったりと、完璧に見えた計画が実は穴だらけってことも。
それなら、まずは余裕のある計画を立てて、後から臨機応変に対応していきましょう。1日の勉強時間と夏休み中にすべき課題さえ決めておけば、コツコツと課題をこなしていくだけでOK!
どうでしたか?今回のアドバイスがみなさんの受験に役立てばうれしいです!夏休みの努力はすぐには結果として現れなくても、受験までには必ず結果になります。受験に勝つための有意義な夏休みにしましょう!
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