高校部(東進)
小論文指導者要注意人物ファイル
こんにちは!東進日野豊田校の倉田です。
前回、小論文とはどういう科目なのかについて僕なりの考えを述べさせて頂きました。
今回も引き続き小論文を受験に使う人向けの記事です。学校には「小論文」という科目の先生はおらず、受験生はだれに指導をしてもらうか迷うと思います。多くの場合は国語の先生に添削してもらうと思いますが、先生の中には小論文指導の経験に乏しく上手く指導できない人、言ってしまえば「適当ぬかす」先生が多いのも事実だと思います。今回は皆様が小論文の実力を伸ばせるよう、僕の体験に基づいて「要注意」な小論文指導者について、辛口にお話させて頂きたいと思います。
尚、僕の話題にしている小論文は、いわゆる難関大学といったある程度レベルの高いモノを想定していますので、その上で見て頂ければと思います。
要注意指導者ファイルNo.1 「とにかく新聞よめよめマン」
これはもう国語の先生に「小論文どうすればいいですか?」と聞いた時に80%位の確率で返ってくるヤツですね。同じような相談を国語の先生にしたことある方からの共感の声が聞こえました。
断言します。新聞を読んでも小論文は(ほぼ)上手くなりません。(もともと多くの知識や高い思考力を持った人が記事を見てそれに対して思考を深めることで更に実力を伸ばすことは可能だと思います。)
何故上手くならないか理由をまとめました。
・小論文は「こんなニュースがあったんだぜ」と知識をひけらかす場所ではないから。(知識力ではなく、思考力で勝負する競技だから)
・そもそも学問的な文章ではないから
・特定の政党や思想を支持している場合がありニュートラルな意見でないことも多いから。
これらが新聞を読んでも小論文が上手くならない理由です。
「新聞読んだら小論文うまくなりました!」何ていうのは、正直に言ってしまえば「テニスの王子様を読んだらテニス上手くなりました!」位の崩壊したロジックだと考えています。たまに合格体験記で「小論文対策に新聞を読みました」と書いてある人も居ますが、その人はきっと思考力や基礎的な知識を身につけた上で新聞の記事について熟考しているため上達したのであって、
小論文が出来ない→新聞を読む→小論文が上手くなる
という図式はほぼ存在しないと断言できると思います。
小論文学習教材としての新聞をかなりボコボコに叩いてしまいましたので、最後に新聞を有効に利用する可能性についてもお話します。
何度も繰り返しますが、新聞は思考力がつくものではないので、そこの基礎力はつけた事を前提に話を進めます。それは、「具体例」としての活用です。多くの場合の小論文入試において自分の論を補強するために具体例の提出が(暗黙に)求められています。その際に、新聞で得た知識を自分の論の補強として使う事は良いことだと思います。(ネットニュースとかでも同様に良いと思います。)
以上、小論文について注意するべきことを述べさせて頂きました。参考になれば幸いです。
東進衛星予備校日野豊田校では、生徒・スタッフが自己実現を果たし、豊田エリアにに貢献する塾・校舎を目指して、日々生徒指導にあたっています。資料請求・一日体験・入学のお申し込み・お問い合わせは、メール・電話・HPからお願いいたします。
志學舎グループ
東進衛星予備校 日野豊田校 校舎長 吉田裕介 twitter → https://twitter.com/sgs_toshin instagram → https://www.instagram.com/sgstoshin_hinotoyoda [公式]志學舎東進Youtubeチャンネルもよろしく! |
SNSで情報発信中!チャンネル登録、お気に入りに登録お願いします!
[志學舎]夏期講習7/20(木)開講!
※7/20・21、8/30・31はフォローアップを実施
人気ブログランキング
↑受験カテゴリー1位!応援クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらも頑張ってます!応援クリックよろしく!