高校部(東進)
大学での学び⑤
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
経営学の学びの実例② ~神戸大~
〈神戸大 経営学部経営学科 原田 勉教授インタビュー〉
■高校生への皆さんへ
自らの経験を、原田教授はこう話す。
「現在、私のやっている研究はものすごく楽しいと感じています。
自分の好奇心があること、面白いことをやっているからです。
しかし、研究のテーマが見つかるまでは苦しい時期を過ごしました。
米国に留学している時に、ある先生に『研究テーマが決まらず、辛いんです』と話すと、『研究っていうのは何か1つの穴を掘って掘って掘ってそれでも何も見つからない。
だから次の穴を掘り続ける。
このように宝物を求めて掘り続けるような作業なんだ。
“It’s like a hell,”(地獄のようだ)』、そしてこう続けてくれました。
『“but it’s also fun.”(しかし、同時にそれは楽しいものだ)』。
研究は、基本的に辛いことだけれども、楽しいのです。
高校のクラブの練習が嫌で嫌で仕方なかったけれども、しかしサボると罪悪感があるという経験をした人も多いでしょう。
それは練習は嫌だけれども楽しいということです。
努力することが辛かったらここまで続いてないですね。
今の段階ではまだまだやりたいことがあります」
高校生に向けて、原田教授はこうアドバイスをしてくれた。
「『エフェクチュエーション(effectuation)』という意思決定プロセスがあります。
この考え方は、『今ある手段とリソースを使ってとりあえずやれることをやってみよう、いろいろ試行錯誤しよう。
そうすると、本当に自分のやりたい目標というのが見えてくる』、こういう考え方なんです。
実は新規ベンチャーの創業者たちの多くはこのような考え方をしています。
彼らは、最初から事業のゴールが明確だったわけではなく、とりあえずできることをやっていて、徐々にやるべき方向が見えてきて、最終的に成功をつかんだのです。
最初から計画的に物事を遂行したわけではないのです。
将来のゴールを考えることは大事なんですけども、簡単に答えは見つかりません。もっと重要なのは、今できることをいろいろ試行錯誤していくことです。
その過程で、徐々にゴールや本当に自分のやりたいことが見えてきます。
それをつかむことが大切です。
暫定的に何かゴールを決めることは必要です。
しかし、本当のゴール、本当にやりたいことなんてわかりません。
だからこそ今できること、今あるリソースと能力でできることにいろいろトライする。
その中で、さまざまな学びがあり、気づきがあり、本当に自分がやりたいことが見えてくるのです」
続く
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