こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

前回からの続き

経営学の学びの実例②　東京理科大編

東京理科大は、１８８１年に「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」を建学の精神に掲げ創立された「東京物理学講習所」を前身とする。

1949年に新制大学として「東京理科大学」に改組し、理学部（第一部・第二部）のみの単科大学としてスタートした。

2021年に創立140周年を迎え、４月に基礎工学部を先進工学部に名称変更し、１～４年次まで葛飾キャンパスでの一貫教育に移行した。また、経営学部には国際デザイン経営学科が新設された。

2019年度から、すべての学生がデータサイエンスに係る知識・技術を修得できる「データサイエンス教育プログラム」を導入している。

経営学部は、経営学科、ビジネスエコノミクス学科、国際デザイン経営学科の３学科で構成されている。

全ての学科の入試において、「数学」が必須とされているのも理工系総合大学における経営学部の特徴の１つといえるだろう。

今回特集する、経営学部ビジネスエコノミクス学科のカリキュラムを例に挙げると、１年次では必修科目として「ミクロ経済学１・２」や「会計学概論」などを学び、基礎を固める。

２年次では、選択必修科目として、「データ解析領域」、「経済学・意思決定領域」、「金融工学領域」の中からいずれかを選択する。

３年次からはゼミナールが始まり、４年次には卒業研究としてそれらをまとめる。

続く