こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

東京理科大　経営学部ビジネスエコノミクス学科
　　　菅原慎矢准教授インタビュー

前回からの続き

■高校生の皆さんへ

東京理科大経営学部を目指す高校生に、菅原准教授はこうアドバイスをしてくれた。

「まずはパソコンに触れてほしいと思います。今、スマートフォンであらゆることができてしまうことから、スマートフォンに頼りすぎていると感じます。大抵のことは、スマートフォンで片付いてしまうけれど、プログラミングはできません。大学で学ぶようなことは、やっぱりパソコンが使えないとできませんから、高校生くらいの段階からパソコンに慣れていてほしいと思います」

昔は高額であったパソコンだが、今は５万円程度のパソコンでも十分な性能を備えている。パソコンとスマートフォンは似ているようで、機能は格段に異なる。パソコンを使って何か作業をしなくてはいけないわけではながパソコンに慣れることが大切なのだ。

「大学に入ってから、『フォルダって何ですか』と聞いてくる学生やソフトウェアのインストールができない学生と、簡単にできる学生とでは全然違いますよね。そこで差が開いてくる。ですから、高校生のうちから、パソコンを触って慣れておいてほしいと思います。あとは、自分が何をやりたいのかをはっきりさせると、必要なことが自ずとわかってくる。そういう意味でまず何をやってみたいのかをはっきりさせることを勧めます。ある程度、社会問題に関わりたいと思っていたら、やっぱり経済学というものは１つのアプローチであり、そうすると数学が必要なことがわかります。大学から先は、いろんな道に分かれていくので、自分が何をやりたいのかを考えて、自分に合ったことをやっていってほしいと思います。」

続く