こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

前回からの続き

社会学の学び実例①　～関西学院大～

関西学院大　社会学部社会学科
　　　清水裕士教授インタビュー

■社会学部の特長

関西学院大社会学部の特長について、清水裕士教授に尋ねた。

「社会学部には、単一学科に５０人近くの教員がおり、多彩な授業を提供しているのが大きな特長といえるでしょう。私のゼミ生に『どうして社会学部に来たのか』と聞くと、『社会学、民俗学、心理学といったさまざまな研究分野を入学後に選択することができることが良いところだ』と言ってくれます。入学後１年半はどの専門分野に行くか、基礎的な学習を通して考え、２年生の後期（秋学期）から専門分野を決め、ゼミに入ります。入口は広く、基礎知識を得ながら専門性を決めることができるのが、大きな特長の１つといえるでしょう」

関西学院大社会学部は、社会調査にも力を入れている。

どのゼミに入るとしても１年生の時から「社会調査入門」の授業で社会調査の手法を学ぶ。

また、専攻分野に対応した「リサーチ・メソッド科目」があり、自分の専門分野に合った調査方法の授業などを選ぶことができるのも特長といえるだろう。

続く