コラム
志學舎が学ぶ「7つの習慣」⑦
志學舎が学ぶ「7つの習慣」⑥
志學舎が学ぶ「7つの習慣」⑤
志學舎が学ぶ「7つの習慣」④
志學舎が学ぶ「7つの習慣」③
志學舎が学ぶ「7つの習慣」②
志學舎が学ぶ「7つの習慣」①
志學舎では、子どもたちの本当の成功につながるように、
あの有名な「7つの習慣」、「アドラー心理学」、「選択理論」等を職員の研修で共有し、その実践となる生徒対象の、「未来構想ナビ」、「自分探求ゼミ」、「夏期合宿」、「志(こころざし)作文」等で取り入れてきています。
今回は、「7つの習慣」の「第6の習慣」の概要を紹介します。
ご自身の、そしてお子様の指導のために、実際に本を手にし、実践されるきっかけになれば幸いです。
「相乗効果(シナジー)を創り出す」
シナジーは人生において最も崇高な活動であり、他のすべての習慣の目的とするものです。
シナジーとは、簡単にいえば、全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなるということです。1プラス1が3にも、それ以上にもなるということです。各部分の関係自体が一つの「部分」として存在し、触媒の役割を果たす。それが、人に力を与え、人々の力を一つにまとめるうえで、もっとも重要な働きをします。
シナジーは、(1)高い「信頼残高」(2)Win-Winを考える姿勢、(3)まず相手を理解しようとする努力、これらがあいまって、シナジーを創り出す理想的な環境ができあがります。
シナジーを創り出すコミュニケーションでは、相互がそれぞれ出す最初の案よりも良い、第3の案を生み出すことができます。
互いの違いを尊重することがシナジーの本質であり、そして、逆説的に聞こえるかもしれませんが、違いを受け入れ、尊重する為には、お互いが「自立」していることが必須です。お互いが自立しているからこそ、他者を知的・感情的・心理的に違う存在として尊重できるようになるのです。
1プラス1を3にしたい。
そのためには、
「互いの違いを尊重すること」。
むずかしそうだけど、近づきたい。
実生活上の具体的な事例も多く、時間をかけてじっくり読み進めることができます。
次回は、最後の「第7の習慣」の説明に入ります。楽しみに!