コラム
志學舎保護者会㉖~教育誌から~
今回は、主に父親の勉強参加についてです。
いいヒントにしてください。
最近、父親が子育てに参加する傾向がどんどん加速しているように思えます。もちろん、お父さんが子育てに参加することは非常にいいことですが、その際に、母親と父親の役割分担をしっかりしておくことが必要だと思います。
母親的なケアを両親でしても、父親的なケアを両親でしても、子どもにとっては、ウザッタイだけだと思います。母親的なケアと父親的なケアをしっかり役割分担して子どもと向き合うことです。
この役割分担ですが、何も母親的な役割を母親が行って、父親的な役割を父親が行うという、文字通りの分担でなくてもかまいません。父親が母親的なケアの担当で、母親が父親的なケアの担当でも全然問題はありません。子どもにとって、家庭が、自分の居場所として機能していれば何でも良いのです。
さて、今回注意を促したいのは、父親が自分の子どもの勉強まで見ようとする傾向に対してです。
勉強のことをガミガミ言うのは、たいていの場合、母親です。なぜならば、母親が一番子どもを見ているからです。ですから、父親と母親は勉強に対して子どもに違ったアプローチをするようにしたいものです。
特に、父親が自分の子どもに勉強を教える場合、ぜひ、他人の子どもに勉強を教えているように教えてほしいのです。その意識を持って、子どもに勉強を教えてください。そうしないと、「なんでこんなのがわからないんだ!」と怒鳴りたくなってしまうでしょうし、まさに怒鳴ってしまうことになるかもしれないからです。
子どもにしてみれば、お母さんにもガミガミいわれ、お父さんにも厳しく言われ、立つ瀬がないということになってしまうのです。
子どもを叱る人間とフォローする人間の両方が、家庭には必要なのです。その要素を奪うような、父親の勉強参加は、やめた方が良いと思います。ぜひ、勉強を教える時は、近所の優しいおじさんとして教えてください。
志學舎の先生達、
我々塾の先生の役割って、何だろう?
それは、子供たちを元気にして、笑顔にすることだよ。
それだけは忘れずに、指導に活かそう。
9/1より2学期スタート!!
志學舎ではSNSで情報発信中!ブックマーク登録、チャンネル登録をお願いします!
人気ブログランキング
↑受験カテゴリー1位!応援クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらも頑張ってます!応援クリックよろしく!