こんにちは。段々と涼しくなり秋の訪れも近いですね。
志學舎みなみ野教室の教室長の阿部成明です。

みなさんはパソコンを普段使いますか？
私は小学３年生の時からパソコンに触れています。
学校の昼休みにはパソコン室に行って、ひたすらタイピングゲームしていた記憶があります。

今も仕事はもちろん、家でもスマホよりパソコンをいじっている時間が長いです。
文章を書いていて、間違えた時にBackspaceを押すときにうっかりNom Lockも一緒に押してしまって、いざ数字を入力しようと思ったら押せないと言ったことありませんか？

最近のノートパソコンはBackspaceのすぐ横にNom Lockキーがあって誤って押してしまうことが多いような気がします。

しかもNom Lockキーって使うことありませんよね？
私は今までで必要と感じたことがありません。
なぜこのキーがあるのでしょう？

Nom Lockキーは正式には「Numeric Lock(ニューメリックロック)」というようです。
Numericとは数値という意味なので、Numeric Lockキーは数字をロックしたり解除したりするキーってことですね。

Nom Lockキーは元々カーソルキーのないキーボードのためにつけられたそうです。
昔のパソコンはマウスがなかったので、カーソル移動をキーボードでしなければいけませんでした。
そのため、カーソルキーのないキーボードでもカーソル移動ができるようにNom Lockキーが作られたんです。

今はマウスやトラックパッドがありますので、カーソルキーを使うことは少なくなりましたが、昔は必要なキーだったんですね。

同じようにCaps Lockキーも現在は使うことはないと思いますが、これも昔のタイプライターはキーが固くて、大文字を入力するのにShiftキーを押しっぱなしにするのが大変だったため、ずっと大文字を入力するためにCaps Lockキーが開発されたそうです。

今は必要ないと思っているものでも、昔はそれが必要な時代もあったんですね。
身の回りのこれって必要？ってものも調べてみると面白いかもしれません。