こんにちは！志學舎日野教室の高崎です！

今回は私最近とても驚いた、「日本の少子化と単学級」について話したいと思います。

最後まで読んで頂けると幸いです。

単学級という言葉を皆さんは聞いたことがありますか。

ひとつの学年にクラスが一つしかない状態の学校を単学級と言います。単学級の資料を教育委員会の方とお話しした時に頂いたのですが、具体的には小学校1年生の時に入学者が女３、男１（数字は架空です）という状況がまさに単学級と言えます。志學舎8教室近辺の小中学校にはあまり見られない特徴ですが、東京でも場所によってはそういった存在しているのが現状です。

かなり偏見も含んでいますが（笑）、東京には単学級は存在しないと考えていた私には衝撃的で、少子化が進行していることを改めて自分の身で感じられた瞬間でした。

また単学級のとある学校は今年度入学希望している新小学一年生が一人しかおらず、廃校寸前という近況にまで陥っているそうです。

しかし単学級だからと言ってすぐに統廃合できるわけではありません。その地域の予算の都合はもちろんのこと、地元住民の意見、建物の維持が大きな問題となります、が、統廃合せずに存続という形を採ったとしても年に100万かかるプールの維持、教員の勤務量などが問題として挙げられ八方塞がりだと担当の方は仰っていました。

この問題が今後拡大していくのは想像しやすい話です。また、この問題に立ち向かっていくのも次世代の私たちが担うことになります。言い方は悪いですが、たまたまコロナで少子化問題がカムフラージュされているだけで本当はとてつもないスピードで危機に向かっているのではないでしょうか。目の前のコロナに気を付けることももちろんですがアフターコロナの時代にも目を向けつつ生活しなくては、と思った出来事でした。

それでは！