コラム
自然〇治癒力と自然□治癒力
本来、「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」とは、人間がもともともっている自然に病気やケガを治す力のこと。
擦り傷を負ってもそのうちにかさぶたができて次第に元の皮膚に戻ったり、風邪をひいても栄養をしっかり取って安静にしているとやがて治る、など。コロナ禍で注目される「免疫力」も含まれる。ワクチンを接種することで免疫力を高めて新型コロナウィルスに感染するのを防いだり、感染したとしても重症化するのを防ぐのに高い効果があると期待されている。かく言う私も2回のワクチン接種をすでに終えた。人間が怪我や病気から回復できるのはすべてこの「自然治癒力」によるもの。「自然な治癒力」とでもいうべきか。
<先日転んで手をついた際に擦りむいた傷。特に何の薬もつけていなかったが、いつのまにか傷口がふさがって治りつつある。これも「自然治癒力」。>
緊急事態宣言が解除された後の週末、久しぶりに信州にトレッキングに出かけた。天候にも恵まれ、目に飛び込む鮮やかな紅葉の景色や青い空、心地良い爽やかな風、新鮮な山の空気、暖かい日差し。大自然を満喫して、心も体もリフレッシュできた。そこで思ったのが「人が大自然に触れることによって癒される力」という意味での「自然治癒力」。「大自然による治癒力」、あるいは「自然の治癒力」とでもいうべきか。
きれいな景色を見ながらいつまでも日向ぼっこをしていたい衝動に駆られながら、ふと思いついたのが、
「少年老い易く学成り難し」ならぬ
「壮年疲れ易く岳去り難し」
後ろ髪を引かれる思いで筋肉痛の足を引きずるようにして帰路に就いた。さあ、明日からまた頑張ろう、と。
<いずれも緊急事態宣言解除後に撮ったものです>
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