高校部(東進)
大手牛丼チェーン店値上げの衝撃
こんにちは、東進日野豊田校の細川です。
最高裁国民審査や鉄道新規開設などなかなか政策・政治上のシビアな争点を扱ってきていたので今回は比較的ライトと言いますかとっつきやすい話題にしようかと思います。とは言え結局社会問題との連関は避けられないので難しい話にはなるのですが…
その話題とは、タイトルにもある通り牛丼チェーン店舗の相次ぐ牛丼値上げです。牛丼なんか食べないです!という方も看過できる話題ではございません。ましてや日々これらチェーン店に行く方は猶更です。たかが数十円の値上げだったとしても長期的に見ればかなりの打撃になりますので。
まず各店舗の状況から。ここでは大手牛丼チェーン店として松屋と吉野家の値上げについて取り上げます。松屋は牛めしを320 → 380円に60円値上げしプレミアム牛めし(七味がついていた牛めし)を販売終了することになっています。吉野家については牛丼の販売を系列店舗であるウエルシア薬局の一部店舗で販売開始、すき家に至っては牛丼そのものを厳しいと判断したのか新メニューとして豚丼を販売開始と各店とも中々苦労しているだろうと拝察される動きですよね。
需給曲線を考えれば分かると思うのですが(未履修ならすみません)、特段牛丼の需要が増えた訳でもないのに価格が上がるのは何故か。生産費の高騰です。牛丼を今までのコストで生産するのが厳しくなったからこそ、値上げなり売り場を拡大したり代替品を試したりと対応に追われることとなる。では生産費が高騰したのは何故か。それが今回のポイントであり、社会問題でもある点なのです。
その問題点はすなわち、牛肉の価格高騰。往々にして牛肉は輸入している訳ですが、生産地たるアメリカやカナダ、オーストラリアでCOVID-19の影響で人員不足(外出出来なかった訳ですから)となり生産がそもそも出来ず、加えてオーストラリアは干ばつの影響もあった。更には中国が景気回復とともに牛肉を大量輸入するようになりモノが不足する…色々と原因はある訳です。輸入が原因なら国内の牛肉使えばいいではないかとなるかも知れませんが、国内のみに絞ればそれはそれでじきに牛肉が尽きることは目に見えています。
松屋の値上げが他のチェーン店から歓迎されるのでは、という声が出る程度には厳しい状況。今後急激な回復も見込まれない以上暫くは我々消費者としても大変になると思われる以上、せめて原因を知った上で理解は示してあげたいものです。
本稿は以下の記事を参考にしています。適宜ご覧下さい。
今回は以上になります。閲覧誠に有難うございました。
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