こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

■外国人採用の増加、就職の国際競争化

政府は2016年に公表した「日本再興2016─第４次産業革命に向けて─」の中で、「外国人留学生の日本国内における就職率を現状の３割から５割に向上させることを目指す」としており、人口が減少し続ける日本にとって、外国人留学生は日本国内での労働力として期待されています。

独立行政法人日本学生支援機構の調査によれば、2020年５月１日現在の留学生総数は279,597人であり、2019年５月１日時点と比較すると32,617人（10.4％）減少しています。

外国人留学生の採用実績では、2020年度は「採用した」企業は予定を含め35.4％であったが、2021年度において採用を見込んでいる企業は39.2％であり、増加しています。

また、2019年度では、大学を卒業（修了）した留学生のうち42.0％（前年度比0.3ポイント増加）が出身国には帰らずに、日本で就職をしている。

2020～2021年は新型コロナウイルス感染症拡大による入国制限や渡航制限などの措置により留学生数は減少したものの、有能な労働力を求める企業にとって優秀な人材確保は至上命題であり、今後就職戦線は外国人留学生を含めた競合が進むことが予想されます。

続く

↑お知らせ

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