コラム
日本固有の針葉樹でただ一つ、黄葉するのは?
前回ブログ(日本の紅葉は〇〇〇 | 【公式】学習塾 志學舎 (sigakusya.com))のクイズ。
鮮やかな紅葉を楽しませてくれる落葉広葉樹に対して、マツやスギ、クリスマスツリーとしてもよく使われるモミの木など、1年を通して緑色で細長く尖った葉をつけるイメージの針葉樹。しかし、日本固有の針葉樹で唯一、黄葉して葉を落とすものは?
正解は、
カラマツ。漢字で書くと「落葉松」。まさに読んで字のごとし。(唐松とも書きます。)
日の光を浴びると鮮やかな黄金色がひと際輝いて美しく見えます。
この写真は長野県の上高地で撮ったもの。ところどころ雪が白く積もっていることからも分かるように、晩秋から初冬にかけての時期で、カラマツがほとんど落葉してしまった後です。地面が茶色っぽくなっているのは、すべて落葉したカラマツの細長く尖った黄葉で埋め尽くされたためです。
前回書いた、ある山の達人曰く。
「赤や黄色など様々な色を見せてくれる落葉広葉樹は、その年の日照時間や雨、気温などの影響を受けやすく、長雨が続いたり気温が急に下がったりすると、葉がくすんだ色になったり、チリチリに縮れてしまったりして、年によってはあまりきれいに見えないことも。『当たり年』や『外れ年』がつきもの。
それに対してカラマツの黄葉はそうした環境の変化を受けにくく、毎年、同じようにきれいな黄金色になる。いわゆる『外れ年』が少ないので、もみじ狩りにおススメです。」
近場では、そろそろ高尾山が紅葉の見ごろ迎える頃でしょうか。
高尾山といえば。。。続きはまた今度。
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