こんにちは！東進日野豊田校の倉田です。

このブログは前回の記事の続きです。今回は、「不安になった時の対処法」についてお話ししたいと思います。前の記事では、先輩とか大人は「不安になったら今までの努力を思い出して」なんて言葉を言いますが、「今までの自分」なんて思い出せば出すほど不安になっちゃうぜ。というお話をしました。
でも、どうしても不安になった時にはどのようにしたら良いのでしょうか？
僕がこの不安への対処方法に気づけたのは、受験生の頃の友達のお陰です。高３の２月に併願校を受けた際、超簡単な基礎問題を２問ミスしているのに気づき、恥ずかしい事に予備校でガチ泣きしてしまいました。どの先生も倉田君なら大丈夫だよと優しく励ましてくれたのですが、「全然大丈夫じゃねぇわ、、、」と萎え切ってしまい泣きやめずにいました。そんな時、同じ東進に通っていた高校のクラスメートがかけてくれた言葉を今も鮮明に覚えています。

「考えてもマジで無駄。マジでなるようにしかならん。」

という言葉です。これを聞いた瞬間「こいつ、出来る！」と思い、何故か泣き止めてしまいました。不安への対処って結局こういう事なんだと僕は思います。
不安や恐怖と対峙した時にすべき事。それは、努力を思い出して自信をつけたり、或いは他人の言葉でなんとか不安を消し去ろうとしたりして、恐怖に打ち勝つ事ではないと思います（とゆうか結局不安を消し去るなんて事は出来ないです）。僕らが本当にすべき事、それは不安や恐怖を「見ないフリ」する事なんじゃないかと思います。どれだけ自分の哲学や他人の言葉の力で不安を消そうとしても、無駄なんです。
だから、不安になったらすぐ教材を開いて下さい。

少なくとも、教材を開いて勉強に取り組んでいる間は不安など感じません。100ｍ走中におなかが空くことはないですよね。もし皆様が不安で悩んでいるとしたら、その時間は精神的な観点からも学習的な観点からも「マッッッジで無駄」です。皆様が「辛いな」って思ったら、15秒以内に教材を開く。これを是非繰り返してみてください。重要な事なのでもう一度言います。不安は「見ないフリ」です！