こんにちは、東進日野豊田校の中屋です。

時間が経つのは早いもので共通テストまであと約１か月を切りました。
さて、よく「受験は運も大事」だと聞きますが本当にそうなのでしょうか？
今回は受験においての運について書いていこうと思います。

受験に運が必要だという側の意見としては、「ちょうど得意(苦手)な範囲が出た」や「直前に復習したところが出た」といったものがあります。確かにこれらを幸・不幸としてまとめるのも分かりますが、私はそうではないと思います。

受験をパズルに例えてみます。
普段の努力によって知識というピースを脳という袋に溜めていき、問題を解くにはその袋に溜めたピースを使って問題という型にあう正解のピースを埋めていくというものです。もちろん、受験当日により高い点を取るには、事前に様々な形のピースを袋に蓄えておく必要があります。先程の「直前に復習したところが出た」というのは、直前まで努力してピースを蓄えたからこそ型がはまったのだと思います。
また、「運」という漢字を訓読みで読むとなんと読むか分かりますか？
正解は「はこ(ぶ)」です。つまり、運は偶然のように舞い降りるものではなく、運んでくるものだということです。「努力して運を運ぶ」これが運の正体です。ですから、不運には必ず理由があります。上手く行かない時に、「不運だった」で片づけるのではなく、しっかりと自己分析をして原因を突き止めるのも大切です。

結局、運がいい人というのは努力している人です。まだ1か月あれば点は上がります。受験直前のまで１点でも伸ばすことにこだわり、「幸運」の持ち主になりましょう！