こんにちは、東進衛星予備校日野豊田校の細川です。

今回は至ってシンプルなタイトルですが、最近ニュースにもなっている”牛乳を飲もう”という運動について扱います。身長伸ばしたいから、骨が強くなるから牛乳を飲むというのは今も昔も然程変わるものでもなく、また給食でも牛乳は根強い人気があろうかと思われますが、ことさら牛乳の消費が奨励されているのは何故なのか。またその為に取り組みはあるのか。見ていこうと思います。

まずは、以下依拠する農林水産省のページのURLを記載しておきます。

https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/newplusone_project.html　になります。是非合わせてチェックして頂けると有難いです。余談ですが、農林水産省は最近[BUZZMAFF](https://www.youtube.com/c/BUZZMAFF/videos)なるYouTubeチャンネルで以て様々な啓蒙活動を行っており、良い意味で霞が関・官僚の固さの無い内容が人気を博してかチャンネル登録者は10万人を超えています。今回の牛乳の件にしてもそうですがコンテンツは山ほどあるのでこちらも見てみると面白いでしょう。

さて、本題に戻ります。牛乳の消費が冬になると落ち込むというのは感覚的に分かるでしょう。態々氷点下近い気温下で冷えた牛乳を飲まんとする人は多くない。加えて冬は冬期休業で学校も休みになるため消費の頼みの綱である子供達からの需要も無い。仕方なしに今迄はチーズなどの乳製品(加工させる訳ですから牛乳そのものよりは腐りにくくない以上保存がきく)に加工して凌いできたわけですが、コロナ禍で落ち込んでいる乳製品(に限りませんが)需要が戻らず大変なことになっているのです。更に厄介なのが、需要が見込まれないなら供給商品を作らなければ良いじゃないという論も通用しない事。乳を搾らなければ牛が病気になってしまう(乳を搾ることに特化された品種なんかは尚の事)以上牛乳は出てきてしまうのであって、みすみすそれを捨てるのも勿体ない。だからこそ今牛乳を飲もうという啓発活動が盛んに行われているのです。

具体的な取り組みとしては、行政のレベルで吉本興業とコラボ動画出したり先述のBUZZMAFFで啓蒙動画作成をしたりと広報はされていますが、民間の協力が無ければ到底実現可能なミッションではありません。その民間の取り組みとしては、有名どころではコンビニのローソンが12/31と1/1の二日間ホットミルクを半額で販売すると表明した(https://www.lawson.co.jp/lab/machicafe/art/1445388_7561.html)他、牛乳そのものを安く売るだけではなくレシピを広く共有させるのも策だろうという考えからか色々な業者がＨＰ上でレシピを公開しています。その一覧は上にある農水省のURLから確認できるので特に料理好きな方にはオススメです。

という訳で牛乳を飲もうというお話でした。ただ最後に大切なことですが、「アレルギーの人にまで消費を推奨するものでは決して無い」「飲み過ぎ食べ過ぎも良い事では無い」という二点は強調しておきます。間違っても無理強いになってはいけないので…。何事もほどほどに、です。

今回は以上になります、閲覧誠に有難うございました。