高校部(東進)
COVID-19を改めて知る ―コロナウイルスの歴史と種類―
こんにちは、東進日野豊田校の細川です。
今回は、未だ終息の兆しが見えて来ないCOVID-19について、そもそも何なのかという話(今更過ぎるんですが)とCOVIDの歴史、種類を見ていこうと思います。
” 新型” コロナウイルスとただのコロナウイルスは違うんだ、という認識になれば良いと思っています。
よく「風邪とコロナの違い」なんてものがメディアで特集されていたり、自分自身がのどの痛みや咳の症状が出た際に「これは”新型”コロナウイルスの症状なのか」と思って確認したりすると思います。が、確かにただの風邪(専門的な言い方をすれば普通感冒)とCOVID-19は色々出る症状に違いがあるのでしょうが、コロナウイルスが原因となる風邪(普通感冒)というものはザラにあるのです。どういうことでしょうか。
COVIDとはそもそも、coronavirus disease(コロナウイルス感染症)のことを指します。文字通りコロナウイルスに感染する事であって、コロナウイルスの種類により症状も異なってきます。この内、4種類のコロナウイルスは今述べた我々が普段認識するところの「風邪」の原因となる病原体なのです。ウイルスを原因とする一般的な風邪の15%程度がコロナウイルスを原因とするという話もあります。今迄に風邪を引いた際に、インフルエンザは別として(あれもインフルエンザウイルスに感染した風邪ということ)風邪の原因が何ウイルスだったのか気にして医師に尋ねた方ってそう多くないと思われますから、知らず知らずのうちにこれに罹っていた可能性は十分あります(私含め)。
問題はここからで、ならCOVID-19とは何なのだという話。実はコロナウイルス感染症には肺炎の症状が重篤化しうる新興感染症(ここ20年程で見つかった感染症のことで、国際的に公衆衛生上の問題となりうるものを指す)の種類が3種類あります。重症急性呼吸器症候群(SARS,2003年)・中東呼吸器症候群(MARS,2012年~)・新型コロナウイルス感染症(COVID-19,2019年~)がそれです。サーズ、とかマーズ、とかいうカタカナを聞いたことはあるでしょうか。日本だと少なくとも今回のCOVID-19ほど感染者を出した訳では無かったので、当時を知る方にしても印象は薄らいでいるかも知れません。コロナウイルスの恐ろしいバージョンという意味で、この三つには共通性があるのです。お隣の国、韓国がMARSの際に手痛い経験をしたため今回のCOVID-19の初期防疫に成功したというニュースが流れたこともありますが、同じコロナウイルス(具体的な容態は随分違うのでしょうが)だったからこそ手を早く打てたのでしょう。
こう見てくると、”コロナウイルスに感染した”と”新型コロナウイルスに感染した”という言葉の持つ意味合いの違いが分かってくるでしょうか。先の「風邪とコロナの違い」なる記事も、本来であれば「風邪と新型コロナの違い」と記すのが適切。最近はどのメディアもその点留意していると思われますが、誤解の無きよう。
最後に、引き続き三密の回避やマスク着用など出来る事の徹底を、一予備校スタッフとして僭越ながらお願い申し上げ終わります。閲覧誠に有難うございました。
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