高校部(東進)
組合立高校激減の一因 ~平成の大合併とは何か~
こんにちは、東進日野豊田校の細川です。
先日組合立高校の話をしたかと思います。その際に現在残っている組合立高校はわずか三校であり、なぜこんなにも少なくなってしまったのか、という疑問提示だけしてこのブログに続かせる形を取りました。その回答編です。
画像出典…日本経済新聞,2012年3月5日,「市町村合併 平成の大合併で半分近くに」,日本経済新聞ホームページ, (2022年2月13日取得, https://www.nikkei.com/article/DGXDZO39314690V00C12A3EE8000/)
画像にもこのブログのタイトルにも既に言葉が出てしまっているのですが、「平成の大合併」というものを聞いたことがあるでしょうか?親御さんの世代にはタイムリーだった話題かも知れません。 前のブログで組合立高校の運営主体たる一部事務組合の話をしました。小中規模の自治体が広域で協力して行政事務にあたるというものですが、広域連携となると当然連携面で課題や煩雑な点が出てくることは避けられません。主たる目的である地方分権に加えこれを防ぐ目的もあってか、1999年から政府主導で市町村合併が大規模に進められたのです。結果、上の画像の通り1999-2012の13年で市町村数は約半数になりました。特に町に関しては激減しているのが良く分かるかと思います(逆に市は増えています)。
こうなると、例えば一部事務組合を構成していた四つの町が一つの市として統合される、或いは大きな市に吸収合併されるといった形が多く見られることとなります。そうなれば最早当該学校の運営主体は一部事務組合ではなく、○○市や××町になる訳ですから高校の名前も○○市立……高校、××町立△△高校になるのです。
これが、一部事務組合が運営する組合立高校が激減した一因という訳です。
ならば今ある三校は何故まだ生き残っているのかという疑問が出てきますが、それでも残っているのだからそれなりの理由はあるのでしょう。私自身その三校いずれの関係者でもありませんので断定はできないのですが、広域的な地域住民からの切なるニーズや出身OB・OGの強力なサポートなど、歴史的にその学校が存在し続けたことによるレガシーがその高校の存続を支えているのでしょう。それはそれで良い事なのではないでしょうか。
今回は以上になります、閲覧誠に有難うございました。
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