こんにちは、東進日野豊田校の松田です。春の訪れを感じる時期になってきましたね。

私は、４月から大学の研究室に配属され、建築の構造についての研究を始めます。いま現時点では配属される研究室が決定していないため、どのテーマについて研究するかは決まっていないのですが、興味を持ったもののひとつとして「高層建築の設計」というものがあります。もちろん高層建築についての研究内容についても書きたいのですが、今回は高層建築にまつわるうんちくをひとつ紹介したいと思います。
みなさんは高層と超高層の違いをご存知でしょうか？なんとなく「超高いのが超高層、まあまあ高いのが高層」という認識の方が多いのではないでしょうか。

実はこの２つの違いは建築基準法に記載されており、高さ６０ｍ超のものが超高層、３１ｍ～６０ｍのものが高層とされています。この基準によると東京には超高層ビルが山程存在することになり、意外と超高層ビルは珍しいものではないことに気づきます。

また、超高層建築は、航空障害灯というランプ（よくビルの屋上でピカピカしている赤いやつ）を設置することが義務付けられており、飛行機やヘリコプターが夜間飛行の際に衝突するのを防ぎます。なお、東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーの高さは５９ｍであり、高層建築ギリギリの高さで収めることで、航空障害灯をつけなくても済むようにこの高さに設定されています。

他にも建築に関するうんちくがたくさんありますが、それはまた別の機会で書きたいと思います。みなさんも工学部に入ったら、ぜひ建築学科へお越しください。では。