こんにちは、東進日野豊田校の中屋です。

去年の末、実業家である前澤友作氏が日本民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在し、話題となりました。私も人生に一度は宇宙旅行してみたいものです。しかし、宇宙に行くのは簡単なことではありません。今に至るまでには様々な課題がありました。

さて、「ライカ」という名前の犬を聞いたことがあるでしょうか？
１９５７年にロシアの宇宙船に搭乗し、動物として初めて宇宙へと行きました。無重力空間で動物が生きていけるのかという実験を行うためでした。
しかしこの実験、ライカには片道切符しか用意されていなかったのです。この実験は初めから宇宙船を地球に返す事は考えられていませんでした。さらに、ライカは船内の気温上昇により、ロケット発射からわずか５～７時間で息を引き取ってしまったと言われています。ライカの死は決して無駄ではありません。ライカがいたからこそ、今の宇宙開発があるのです。

４月１２日は「世界宇宙旅行の日」です。ロシアが１９６１年のこの日に世界で初めて有人宇宙旅行を成功させたことから制定されました。この時宇宙に行ったのが、「地球は青かった」という言葉で有名なガガーリンです。

宇宙にはまだまだ謎が沢山あります。私たちが生きている間にどのような新たな発見があるのか楽しみです。