こんにちは、東進日野豊田校の中屋です。

さて、中華料理といえば何を思い浮かべますか？
ラーメンや餃子、天津飯、回鍋肉などなど有名なものはたくさんありますね。私は中華料理の中でもラーメンがとても大好きです。このように一言に中華料理といっても幅が広いですが、その中で中国四大料理はご存じでしょうか？
四川料理・上海料理・広東料理・北京料理の４つです。それぞれ特徴が異なりますが、本日は特に四川料理について書いていこうと思います。

四川料理で有名なのは、担々麺や麻婆豆腐です。これらに共通するのは、スパイスがきいていてピリ辛だという点です。なぜ四川料理はピリ辛なのでしょうか？それは、四川の地形が関係しています。四川省は中国の中心部に位置し、山々に囲まれた盆地です。ですから、夏はとても蒸し暑くなります。辛いものを食べる事で、体温が上昇し、発汗作用があります。みなさんも辛いものを食べると、汗が出てくる経験はあるかと思います。その汗が蒸発する事で結果的に涼しく感じられ、夏バテしないで済むということです。これが、四川料理が辛い理由です。
これを知った後に、四川料理を食べるとより辛さをかみしめる事ができるのではないでしょうか。