コラム
躑躅
何と読むかわかりますか?ヒントはこの写真。
春になると街中でもよく見かける花、「ツツジ」です。
平地で見頃が過ぎたころ、今度は山や高原のツツジが見頃を迎えます。先日、栃木県の那須高原にツツジを見に出かけてきました。
ツツジにもいろいろな種類があります。
近くで見ると。
レンゲツツジ(蓮華躑躅)。葉と花が輪状に並ぶさまが蓮華(ハス)の花に似ているから、とか、まるで蓮華畑のようにあたり一帯に花を咲かせるから、など諸説あるようです。
他にはこんなものも。
かなりの大木です。近づいてみると、
これはゴヨウツツジ(別名:シロヤシオ)。花が散ったあとの葉を見ると。
枝の先に葉が5枚。だから「五葉躑躅」(ゴヨウツツジ)。
ちなみに、「躑躅」という漢字は、「テキチョク」とも読み、足踏みしたり立ち止まったり、という意味を表す熟語でもあります。
ツツジにこの躑躅という漢字をあてた由来としては、
1.ツツジには毒性があり、馬や羊が間違ってこれを食すと、毒が回って足踏みするようにその場から動けなくなったから。
2.ツツジの花の美しさに、それを見つけた人々が足を止めて見とれてしまったから。
などが伝えられています。
それにしても「躑躅」という字。漢検だと準1級か1級あたりで登場するのでしょうか。読めても書けない難しい漢字の1つです。
志學舎ではSNSで情報発信中!ブックマーク登録、チャンネル登録をお願いします!
人気ブログランキング
↑受験カテゴリー1位!応援クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらも頑張ってます!応援クリックよろしく!