志學舎は今年創立５０周年。
中学受験を経験した、たくさんの卒業生がいます。
これから中学受験をめざす小学生のために、その体験談を紹介します。
心に響き、読んだ人の笑顔につながればうれしいです。

 

今回は、2021年2月に受験した、
M・Kさん(平山小)の体験談です。
【合格校：◎吉祥女子中　國學院大學久我山中】
 

　私は受験をするにあたって、つらかったことや、大変だったことが山のようにありました。そのなかで一番つらかったことは、やりたいことを我慢したことです。私は、アニメ・テレビ・ゲームが好きで、受験を考えていなかった頃は、毎日のようにアニメやテレビを見たり、ゲームをしたりしていました。しかし、受験勉強をするようになってからは、それらの誘惑に負けないように、テレビやゲーム機を視界に入れない努力をしました。しかし、学校ではアニメやバラエティ番組の話をしている子が多くいるし、家では家族がテレビを見ているので、どうしても見たくなるときがありました。それでも、合格することだけを考えて、誘惑に打ち勝つことができました。

　勉強をする中で特に力を入れたのは、過去問を復習することです。まず、塾で過去問を解きます。そして、直しをします。そのとき、解けそうだった問題も解けなかった問題も、もう一度やってみました。そうすると、一回目では解けなかったのに、二回目では解けるということもあります。そこから、自分のツメの甘さを認識し、テストの時に意識することが点数ＵＰにつながりました。また、直しをしているとき、分からない問題は必ず先生に聞きました。このように直しをした後は、解き直しをします。本当に分からなかった問題も、ケアレスミスをした問題も解き直します。解き直しをしたことで、直しだけしていたときよりも格段に学力を吸収することができました。

 

 

 

「直しをした後は、解き直し」。

 

いいアドバイスです。

 

ありがとう。