中学受験
[中学受験]後輩たちへの便り~中学受験編⑫~
志學舎は今年創立50周年。
中学受験を経験した、たくさんの卒業生がいます。
これから中学受験をめざす小学生のために、その体験談を紹介します。
心に響き、読んだ人の笑顔につながればうれしいです。
今回は、2021年1・2月に受験した、
R・Mくん(東落合小)の体験談です。
【合格校:◎明治大学付属明治中/桐朋中/早稲田佐賀中/桐蔭学園中】
僕は6年生の10月に桐朋と明大明治の過去問を解き始めましたが、最初は4教科とも受験者平均点にも遠く及びませんでした。12月になっても合格者最低点も取れない年も多く、特に算数がひどかったので母と「まず桐朋の合格者平均点をクリアしよう」、「そのために前半の小問を確実に取ろう」と話し合いました。まず自分が苦手としている単元の入試実戦問題集の白丸と黒丸を徹底的にやりました。そして、全ての不合判定テストの正答率40%以上の問題を解き直しもしました。ラッキーなことに、冬期講習と正月特訓の内容も小問集合だったので、間違えた問題ノートを作り解けるまで徹底的にやり直しました。同時に過去問の解き直しも続け、後半の大問の「条件整理他」への取り組み方を研究しました。すると、驚くことに正月明けには桐朋の算数で95点をとることができ、そこからは確実に合格者平均点を超えられるようになりました。
そして1月後半には明大明治も合格者平均点を超えられるようになりました。国語と社会の記述については、採点時に佐々木先生がアドバイスを書き込んでくださったので、次の過去問でそれを意識して書く。それを繰り返していくうちに点数が取れるようになりました。理科はリード文をよく読むことを心掛けました。受験前には両方とも確実に合格者平均点を超えられるようになり、佐々木先生にも褒められました。そして迎えた入試当日、1月に受けた早稲田佐賀のときと同様に、「今日は合不合判定テストだから大丈夫。」という思いで、3校を受けました。ただし、桐朋の合否によって2月2日の受験校が変わるので、桐朋は緊張がなくなりませんでした。そして、2月1日の夜、桐蔭は受かっていると思っていましたが、桐朋は国語がいつもよりも難しく他の3教科がいつも通り取れていても国語のせいで落ちてしまうのではないか、と心配していました。そんな中、佐々木先生から電話があり「森君に難しいならみんなにも難しいから大丈夫。」と励ましてくださいました。結果は、合格。僕はつい「ぎゃー」と奇声を発してしまいました。
2月2日は、予定通り明大明治に向かうことができ、そのこと自体がうれしかったです。学校では生徒会の人たちが案内してくれて、ますますこの学校に通いたい、だから全力を出そうと思いました。4教科全体的に手ごたえがあったので、帰り道はやり切ったすがすがしい気持ちでした。結果はやはり、合格。全勝しました。
僕がこの受験生活で学んだことは、たとえ過去問が12月になってもできなくても、最後まで気を抜かず、全力を尽くせばちゃんと結果はついてくるということです。完成が1月であっても合格できます。この先の受験生活、うまくいかないことやイライラすることがあっても、親や先生の言うことを素直に聞いて最後まで諦めずに全力を尽くしてください。応援しています。
もう1回、最後の段落。
「僕がこの受験生活で学んだことは、たとえ過去問が12月になってもできなくても、最後まで気を抜かず、全力を尽くせばちゃんと結果はついてくるということです。完成が1月であっても合格できます。この先の受験生活、うまくいかないことやイライラすることがあっても、親や先生の言うことを素直に聞いて最後まで諦めずに全力を尽くしてください。応援しています。」
Mくん、塾の先生より、アドバイスが的確!
ありがとう。
志學舎ではSNSで情報発信中!ブックマーク登録、チャンネル登録をお願いします!
人気ブログランキング
↑受験カテゴリー1位!応援クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらも頑張ってます!応援クリックよろしく!