高校部(東進)
教員免許の偽造 ―教員になる資格って何なのだろうか―
こんにちは、東進衛星予備校日野豊田校の細川です。
今回はまず、参考にした讀賣新聞様の記事のURLを先に貼っておきますので、興味のある方はこれをご確認の上当記事を閲覧して頂けると更に良いかと思われます。
(参考;『「パソコンで自作」「知人に借りてコピー」教員免許状の偽造、後絶たず…様式まちまち判別困難』讀賣新聞オンライン, 2022年8月23日, https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220823-OYT1T50082/ )
さて、内容を軽く纏めます。学校で教員を勤めるには、一般的に教員免許が必要になります。必要な過程を経た上での大学卒業などを条件として教員免許状を取得し、その次に教員採用試験を受けて合格してようやく各種学校で教員として勤めることになります。当たり前ですが教員免許状が無い者には正式に教員採用試験を受けられないケースが殆どです。そんな教員免許を偽造し正式に免許も無いのに長年教壇に立つ人間が一定数存在してしまっており、偽造を見破るのが容易では無く都道府県によって免許の体裁もまちまちなので尚更対策が難しい、というのが記事の内容です。
子どもの教育は成長面に於いて絶対的に重要であり、だからこそ教育に携わる人間もそれ相応の知識や気概を有していなければならない。だからこそ教員免許という形で資格を与え、試験に合格して初めて教員になっても良いと認める。こう言われれば大体の人は納得すると思いますし、実際そうなのだと感じます。ただ、予備校で大学生がスタッフを勤めたり、教員免許を持っていない普通の社会人だった人間が正社員となり指導に当たったり、場合によっては予備校講師となり映像や対面授業で全国の人間に科目を教えるケースも決して少なくありません。
大学の教授も、考えても見れば特別な資格を必要とするものではありません(そういう事情もあって、研究の片手間の授業をなおざりにする大学教授が多いと批判されてしまうのかも知れませんね)。となると、義務教育やそれに準ずる高校範囲内であっても、万人が万人教員免許を持っていなければ教壇に立てないというシステムはどうなのか?と疑問を持つ人も出てくるかもしれません。勿論学校教員の方が遥かに生徒に接する時間も内容も多いし、予備校などはあくまで学校の補完だというのは正しいでしょう。
教員という職業は聖職だと私は思っています。その観点からすれば、誰彼問わずその聖なる世界に教える者として足を踏み入れられることが良い事だとは言い切れません。保護者様からすれば尚の事でしょう。ただ…少子高齢化社会に於いて人材不足がどの業界でも声高に叫ばれる中、教育業界もどうにか人手を確保すべきだと考えるならば、何が何でも教員免許取得者だ、というのも時代遅れなのでは?と思わないでもありません。皆さんはどうお考えでしょうか?
今回は以上になります、閲覧誠に有難うございました。
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