こんにちは、志學舎高幡教室プログラミング講座の野澤です。
 
みなさん、プログラミングと聞いてどのように感じますか？「最近よく聞く言葉だなー」や「難しそうなことだなー」など、誰でも簡単にできるものではないとお考えではありませんか？

たしかにプログラミング言語と呼ばれる言語を扱い、コードと呼ばれるものを書いていくので、ある意味第２、３外国語として学ぶのと同じであるように感じるかもしれません。
しかし、プログラミングの根底にある「アルゴリズム」という考え方はすでに学んでいて、日常生活で使っているのです。「アルゴリズム」の辞書的な意味は「問題を解決するための手順や計算方法」です。これだけではいまいち実感がわかないと思うので、具体例を通して考えていきます。
 

今回は数学の三角形の面積の求め方を例にとります。三角形の面積の公式には

というものがあります。つまり、三角形の面積は三角形の底辺と高さがわかれば求めることができる、ということになります。
 

実際にアルゴリズムを書くと以下のようになります。

プログラミングではこのようなアルゴリズムを機械が理解できる言語に変えて利用していきます。
 
そのため、プログラミングを始める際に新しく学ぶことは「機械が理解できる言語」とは何か、ということだけなのです。
みなさんはアルゴリズムを様々な場面で使っています。それは数学に限らず、日常生活のあらゆる場面で使う機会があります。ぜひ小さな問題からでもいいので、課題解決のためのアルゴリズムを意識的に考えてみてください。