こんにちは。志學舎南大沢教室の館野です。
いつも元気に通ってくれる四谷コースの在籍生。休み時間の過ごし方はいろいろです。圧倒的に多いのが図書館で借りた好きな本の読書、漢字練習やシリーズを読み返すといった次の時間の授業の準備です。
 
ある日、授業の合間で私立中学校の入試の難易度は数年で変わっていくけども、各学校のやっていることは変わらないといった話をしました。各中学校ではそれぞれ建学の精神や教育理念をもちそれを日夜実践されています。話のついでに近年「入りやすくてお得な学校」になっている近隣中学校の２０年前の算数の入試問題を紹介したところ、いつもはおとなしく読書に勤しんでいる女子からやんちゃに過ごす男子まで、休み時間中にみんなで解き方を吟味していました。「ここに補助線を引けばいいんじゃない？」「こっちの方が良くない？」など日頃、好き勝手に過ごしている子どもたちが真剣に話し合っていました。
 
意図した訳ではありませんが、子どもたちの真剣で知的好奇心があふれ出た場に遭遇してとても嬉しく思った瞬間でした。教室では授業だけでなく休み時間も学びの場になると再認識した出来事でした。