こんにちは。

今回は2021年度の中学受験を経験した、
Y・Sさん(みなみ野小)からのメッセージです。
【合格校：◎穎明館中　八王子学園八王子中】
 

　私が志學舎に入ったのは、５年生の冬でした。受験のために塾に入るのは、入試の一年前からだと思っていたのですが、他の人は私よりもずっと前から塾に通っていたそうで、他の人よりも成績が悪いところから「合格への道のり」が始まります。

　私が特に苦戦した教科は社会でした。そんな社会を少しでも克服した方法は、単純に社会の勉強時間を伸ばすことでした。しかし、私一人ではどうにもできなさそうだったので塾で社会が得意な先生に教えてもらうことになりました。その先生の授業では、大切なこととプラスアルファを学べたのでとても助かりました。しかし社会が前よりも良くなったところで合格できる点数にはまだ達することはできませんでした。だから社会の次に苦手だった理科と算数も伸ばす必要がありました。

　算数はなかなか伸びなかったので、「復習ノート」というノートを作るととても伸びることができました。理科も同様に今までやったところを復習し、それを繰り返すことによって伸びることができました。受験前日にも新しい知識を覚えるのではなく、しっかりと復習に専念しました。

　そして迎えた受験当日。私はとても緊張していました。その日は午前に穎明館４教科、午後に八王子学園２教科という組み合わせでした。そして試験が終わり、家に着いた頃には、もう午前中の結果が出ていました。結果を見てみると、不合格でした。その試験の手応えはあまりありませんでした。そこまで苦しくはないだろうと思っていたので、ショックでした。周りの人が励ましてくれたものの、私はなかなか気持ちを切り替えることができませんでした。その後、午後の結果も出て恐る恐る見てみるとスライド合格でした。私が目指していたところとは違えどとても安心しました。

　しかし午前と午後は違う学校。私は穎明館に行きたかったので、二日目も受けることにしました。二日目の試験では、自分は大丈夫と何度も心の中で繰り返し、一日目よりは落ち着いて試験を受けることができました。二日目は穎明館を午前、午後と受験したので帰る時間は一日目と同じくらいでした。そして結果を見てみると・・・なんと合格！自分の番号を何度も見返し、合格であることを確認しました。家族みんなで喜び、塾の先生にも報告し、みんな喜んでくれました。

　私がここまで成長できたのは、塾の先生、それから私を支えてくれた人たちのおかげです。私の担当になった先生たちには、感謝してもしきれません。最後に、私が受験を経験して大切だと思ったことを書いておこうと思います。それは諦めないことです。私は今まで問題が全然分からなかったり、テストがひどい結果になってしまったりしたこともありました。しかし、諦めなかったからこそ合格できたのだと思います。これから受験に向かって勉強するみなさんも諦めずに頑張ってください。

 

 

 
「諦めない」ことの大切さを伝えてくれています。
 
ありがとう。