こんにちは。

今回は2022年度の中学受験を経験した、
Ｈ・Ｕさん(八王子第七小)からのメッセージです。
【合格校：◎東京電機大学中】
 

　私が中学受験を決めたのは、五年生の後半。分数の掛け算なんかもできなくて、ゼロからのスタートだった。辛かったけど、受験をする道を選んだ人間として当たり前だと自分に言い聞かせていた。ただ、そんな毎日を繰り返すうちに自分の未来に自信がなくなって勉強がただただつらくなり、初めて塾をやめたいと思った。「もう、やめたいです。」とハッキリ言うつもりだったけど、先生にはげまされていくうちにそんな気持ちはどこかへ行き、もうすこし、頑張ってみようかな、という気持ちが芽生え、塾を継続することとなった。

　午後六時。第一希望の合格発表サイトを開いた。するとパッとたくさんの受験番号が表示されたが、そこに自分の番号はなかった。午後十時、第二希望校のサイトを開いた。強く願いながら、受験番号とパスワードを入力して、「あなたは本校の入学試験に合格しております。」と表示された。私の心は、うれしさと、安心、そして、今まで私を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちでいっぱいになった。

　私は受験を通して学んだことがある。それは、「我慢」をすることだ。私は今まで、かれこれかまわず、「あれがやりたい、これもやりたい。」と言ってきたが、人生には必ず、「選択」があって、必ず何かを諦めなければならない。でも私はこれから、出来ないことを考えるのではなく、出来ることを考えて、この経験を生かしながら、困難の壁に立ち向かっていこうと思う。

 

 
最後の３行！
しっかり胸にきざんでおきたい。
気持ちが前向きになります。
 
ありがとう。