コラム
志學舎50年のあゆみ<16>
志學舎は昨年(2022年)創立50周年を迎えました。
今では、卒塾生のお子様方も多く通う、多摩地区で最も長く、歴史のある塾のひとつになっています。
今年(2023年)、社史「志學舎のあゆみ 50年」を刊行しましたので、これまでの50年のあゆみを、少しずつ紹介していきますね。ご興味のある方は、ぜひご一読ください。
よろしくお願いします。
今回は、1992年(平成4年)3月の、
志學舎「塾通信」3月号を覗(のぞ)いてみましょう。
これです。
表紙写真は、小学部中学受験科合格祝賀会(ボーリング大会)の一コマです。
水本代表を中心に、ほとんどの中学受験科の授業を担当していた今村先生(算数)が左、早川先生(国語)が右。そして受験を終えた小6生が集(つど)ったうれしい写真です。
今から約32年前。今では生徒は皆立派な社会人?お父さんお母さん? 現生徒のお母さんも見受けられます。
さて、当時の塾通信の内容は写真のとおりです。
いちばんの関心が、合格実績と体験記であることは言うまでもありませんが、
この時期、不安と関心が高まっていたのが、
「都立入試改革」!
記事の冒頭が
◆平成6年春の入試より、現行のグループ選抜制度が改革され、新しい入試制度がスタートされます。
◆これは近年とくに言われるようになった“都立離れ”を解消し、以前のような都立高校の活気・個性を取り戻すことを目的としていると考えられます。
結果、この改革で、
1.入試科目の弾力化が行われ、現行の5教科入試が、英数国の3教科入試もOKとなり、
2.受験校の選択幅も拡大され、単独選抜制度(どこの都立も受験可能)に変わりました。
志學舎は、小中高一貫指導の中で、
中学受験は着実に実績を積み重ね、ノウハウを磨き、
高校受験では、入試制度の変遷に確実に対応して、地域に根差したデータを蓄積し、
大学受験では、よりよい指導体制を模索している時期でした。
まだまだ続くよ。
お楽しみに。
志學舎は
「生徒・保護者、塾にたずさわる全ての人が笑顔になれる塾を目指す」
を理念として、日々取り組んでいます。