高校部(東進)
慶應義塾大学文学部の自主応募制入試にて合格者が出ました!!!!
こんにちは。
東進多摩センター駅前校の福岡です。
何と
慶應義塾大学文学部の
自主推薦応募制入試にて本年も合格者がでました!!!!!!
おめでとうございます。
この慶應義塾大学文学部自主応募制入試は「自己推薦書」「調査書」「評価書」、および「総合考査I」「総合考査II」の成績を総合的に評価し判定する、という選抜方法もこの入試の特徴です。
ただ、実質的には「自己推薦書」「総合考査I」および「総合考査II」の成績が合否を決定し、文章の読み書きのみで構成される、いわば異色の推薦入試であると言ってよいと思います。
「総合考査I」は、例年、9000字前後の課題論文が与えられ、設問1と設問2はそのうち2か所の傍線部を240字以上300字以内の日本語でそれぞれ説明させる問題、設問3と設問4は残る2か所の傍線部を英・独・仏・中のいずれかの言語に訳させる問題です。
問われているのは文学部にふさわしいリテラシーと、日本語・外国語双方におけるアカデミックな表現力に他なりません。
特に英(独・仏・中)作文は、基本的な文法ミスがすべて減点対象となり、あっという間に0点になってしまうため、シンプルな、しかも文法的に間違いのない英(独・仏・中)文を書くトレーニングが必須となります。
「総合考査I」に続き同日行われる「総合考査II」は、与えられたテーマと題意に柔軟に答えていく文学部的センスが問われる問題です。制限字数は320字以上400字以内に設定されており、「論文」というよりは「エッセイ」と呼ぶべき領域に挑戦します。日本語と外国語の運用能力が厳しく問われる点においては必ずしも簡単な入試ではありません。
ただ、難関大の「文学部」を第一志望とする受験生にとっては、難易度云々を超えて、胸躍る入試内容となっています。
慶應義塾大学文学部を志す東進生は是非ともチャレンジしてほしい入試です。