コラム
夏の挑戦⑧
向上得点マラソン全国第一位を目指します。
(正式な期間は7月1日~8月31日、中学NETは7月単体です。)
こんにちは(^^)
東進高幡不動校の松澤です。
8日目です。
1週目が終わりました~!
あっという間ですね。
進捗はというと…
全国96位となっています。
定期テストもひと段落し、本当にここからが夏の戦いになってきます。
「夏の戦い」とはどれだけ自分に打ち勝てるのか、です。
こんなお話があります。
1マイル走の世界記録にまつわる話です。1マイルは1609メートル。オリンピック種目ではありません。陸上競技場は一周400メートルですから4周とちょっとです。私達に馴染みのある距離で近いのは1500m走ですね。
1マイル走は、1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミが4分10秒3の記録を樹立して以来、4分の壁は絶対に破られることはないだろうと言われていました。多くのトップアスリートがチャレンジしても1マイル4分の壁が破られることはありませんでした。
医学者の中には、1マイル4分を切るのは人間の肉体では不可能だと唱えたり、無謀で危険な挑戦だと言う人もいました。ところが、イギリスのロジャー・バニスターが、1954年5月に、オックスフォード大学のイフリー・ロードのトラックで、1マイルを3分59秒4で走り、世界で初めて1マイル4分の壁を破ったのです。すると、物凄いことが起こりました。わずか2ヵ月後にはジョン・ランディという選手が3分58秒0という世界記録を出し、それから1年以内に1マイルを4分以内で走る選手がなんと23人も現れたのです。
もちろん、1年間で人間の身体的能力が急激に進化した訳ではありません。
「できない」と自分で決めていた壁がなくなると、あっという間に、できてしまうという見本です。
ちなみに現在の世界記録は3分43秒13(1999年)です。これもすでに10年間破られていないのですが、今この記録を人類の限界だという人はいません。
不可能だと思い込んでるいることは可能にはならないということですね。
自分の限界を決めない、もっとできるんだって思ってほしいです(^_^)