こんにちは！志學舎立川教室の安村です。
 
中学受験の算数は難しいですよね。今回は中学受験をする小学生なら必ずと言っていいほど勉強する旅人算を紹介します。旅人算とは、２人以上が同じ方向に動いたり、向かい合って動いてきたりしたときの出会うまでの時間や道のりなどを求める問題です。
 
問題
ヒカルさんが家から一定の速さで歩き出しました。ヒカルさんが540ｍ進んだ時にお母さんが家を出て、分速240ｍの自転車でヒカルさんを追いかけました。
すると、お母さんは自転車で３分走ったところでヒカルさんに追いつきました。ヒカルさんの速さは分速何ｍですか？
 
 
頭の中で考えるとわけが分からなくなりますね(笑)　解答も見てみましょう。

お母さんは、ヒカルさんとの540ｍの距離を縮めるのに３分かかりましたから、２人の間の距離は１分間に、540÷３＝180ｍずつ縮まったことが分かります。
つまり、２人の速さの差が分速180ｍですから、ヒカルさんの速さは、240-180＝60m/分 よって分速60ｍとなります。
 
旅人算を考えるときは図を使うとイメージしやすそうですね。
今回のLet’s算数はここら辺で終わります。また次回！
(出典：予習シリーズ算数５年上)